Brandeauxは学生寮だけではなく、一般住居の賃貸業も営んでいます。もちろんリーマン・ショック以降特にロンドン中心に金融関係に従事する人の数が激減しており、Ground Rent Fundの方はさすがに低調です。しかし、忘れてはならないのが、学生寮の方が安定しているが、夢は見てはいけないということです。8%で回りますが、12%になることもまずありません。今、この金融マーケットを勘案するとまさにぴったりな投資先です。しかし、(遠い?)将来、金融マーケットが回復すれば、金融と不動産で生きているロンドンは急速に回復します。その時、学生寮は蚊帳の外になるわけです。
先日もBrandeaux入れたいんだけどというご相談をメールでいただきましたが、私からアドバイスさせていただいたのはこの点です。安定したリターンが、将来置いてきぼりになるリスクをはらんでいるということです。そのためには分散投資しかありません。Brandeauxと何もミックスすると、自身の目標に合致したポートフォリオを出来上がるか、ということです。
では、一つの商品の中でミックスさせたらどうなるか?
それがBrandeaux Dual Asset Fundです。中身は単純、学生寮と一般賃貸とを半々にしただけです。
ということは、現状Student Accommodation Fundよりパフォーマンスは悪くなりますね。
その分、上述の未来に賭けるということになります。現状過去12ヶ月で6.59%のリターンですから学生寮より2%程度低くなります。
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繰り返しになりますが、わざわざ2%低い、このデュアルアセットに賭けるかどうかは投資家次第です。しかし、そのようなオプション(選択肢)があることを知った上で、学生寮に投資するか、だた商品いいですよと勧められて投資した後に知るか。
投資家がその違いに気づくのは、ずっと後になってからです。



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