台風一過ならぬ、ハリケーン一過で秋風そよぐカナダのトロントにまで出張にきて、真っ先に思い出したのはなぜかオーストラリアのことでした。前回、
で記事にしましたが、LMの募集期間限定型公募債、ASPFがあっという間に締切近くになっています。まだ半月もあるって?なんて悠長なことを言っていると海外投資は失敗します。どんな細かいトラブルが待っているかわからないからです。

ノンバンクが行う不動産貸付信託にも例えることができるLM Investmentのファンド群は目標利回りというものが公表されています、しかも今のところ10年にわたり、この目標利回りを割り込んだことはありません。もっとも満期が延期になることはしばしばですが。

ところが、このファンドだけはLM得意の不動産系ファンドの分散投資として利用するもので、オーストラリアの株価に連動します。従って目標利回りというものがありません。あくまで5年後に最大1.6倍になって還ってくるか、元本のまま還ってくるか、はたまたその中間かとなります。

利回りが安定していても、LM Performance Managed Fundにはあくまで元本確保のスキームは付いていません。定期預金のようなもの、若しくは元本保証されている等のいい加減なセールストークで有象無象に買わされたとよくメールで相談をうけますので、ここでも注意喚起しておきます。

一方で今日のASPFはオーストラリアドルで元本確保されています。ドイチェバンク発行の公募債の建付けなので、LMとも分別管理されています。そこが分散投資にこの債券を使う意義があるわけです。

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