エマージング国向けファンドのパイオニア、FMGの7月結果がきました。
こうやってみると主要国の株価が乱調な時期に、ロシアやインドはあまり関係のない動きをしているような気がしてきます。FMGのレポートでもこのようなエマージング国は借金はあれども、アメリカ国債を保有していることもない(に等しい)ので、先進国の債務問題とは無関係なことが幸いしている。としています。長期的には、エマージング国にとっての輸出先である主要国の景気に左右されていくのでしょうが、この短期的な材料に、これらの国の株価が反応しないという理屈は確かに合点がいきます。ということは8月の結果がどうなるかの方が注目です。7月の結果は8月の結果をみるための参考情報としておきましょう。