今も事案厳選中です。たとえなかなか投資対象が定まらなくても投資家としては安心です。

そんな中、2事案について割り振りが決まりました。
1つはある大手システム会社の船便荷物が沈没し、1.2百万ポンドのシステム関連機材が全損したのですが、損害保険会社が不払いだとのことで、これを訴えるケース。賠償請求額は約50万ポンドで成功報酬は25%。沈没した場所がカリブ海だというところに興味をそそられます。船の浸水が出発前からあったのかどうか等が争点です。投資家はシステム会社の実名を知らされます。が投資家にも守秘義務があるのでもちろんここでは書けません。
もう一つは不動産の調査会社がUKの当局を集団訴訟するケースで、総額は5百万ポンドになります。
一部の業者に対し、不公正に低い価格で入札させたことが問題になっています。
もっとも集団訴訟なので、とれる金額が見えてこない部分があり、とれた金額によって成功報酬は27%から32%まで段階づけされています。

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あと3つくらい追って投資事案がきまるようです。

これら個々の事案について2年以内に勝訴するか示談金を受け取ることができれば、成功ボーナス(割り振られた投資額の20%)も受け取ることができます。これは個々の事案について判定されますので、全事案の平均化ではありません。

では2年以内に決着しなかった事案があったらどうなるでしょうか。裁判沙汰ですから必ず2年で決着するとは限りまえんよね。