勉強会に参加いただきました皆様、わざわざお越しいただき本当にありがとうございました。
メールのやりとりだけでなく、お会いして話す、そして皆様どうしも交流していただける場が設けられたことをとても嬉しく思います。今回参加できなかった皆様、次回をお楽しみに。

さて、前回の記事でこの訴訟対策ファンド、英語の本名はLitigation Fundingの仕組みについて、
はやくネタ明かしてほしいと一般の投資家ならびに勉強熱心な方から多くのメールをいただきました。
その皆様には2日前にお知らせし十分ようわかったとのご連絡をいただきましたので、ブログでもお知らせいたします。
珍しく、ブログの更新が2日も空いてるねと言われました。事情はご察しいただけました?
いい情報を受け取るには優劣ってものがあるのです。私は投資助言業者じゃないのでお金で優劣付けられませんし、したくもありません。そこで時間で優劣つけさせていただいたわけです。

どうも私がつけたネーミングが誤解を招く結果となったようです。お詫び申し上げます。というのも訴訟対策ファンドというとあたかも、このファンド資金で訴えられた企業が敗訴するとそれを補填するかわりに保証料を取ってクーポン原資にしているという先入観を与えてしまいます。
これで何も知らないIFAがネットで調べてそんな儲け話があるわけない、きっと詐欺ファンドだと騒ぎ始めたのです。このファンド、実は訴える側の企業・個人が使い易いように設計されているのです。もちろん訴えられる方も使えますが。

このファンドで肩代わりしてあげるのは敗訴したときの賠償金ではなく、訴訟にかかわる費用一切の部分だけです。敗訴した賠償金は負けた企業の自分持ちでこのファンドでは関知しません。
ここで他人を訴えようか考えている企業・個人の立場になってみてください。
「訴えて賠償金を取りたい。でも訴えるにしても先に訴訟費用がかかる。しかも、折角準備して訴えても、もし返り討ちに遭って負けたら、賠償金は取れない上に、相手の訴訟費用も負担させられるというダブルパンチを受けるかもしれない。それならこの訴えるための訴訟費用と万が一負けた時の相手の費用請求について誰か肩代わりしてくれるところがあればいいな。その代わり思惑通り勝訴したら成功報酬はたっぷり支払ってもいい。もともと訴えなきゃ取れないお金だったわけだから。そんな誰かいませんか?」
ということです。これが分厚い目論見書の34ページに図示して記載されています。
今日、HSBCプレミアから漸く自分の資金をロンドンに送金できました。日本人ではじめて訴訟対策ファンドの投資家になれたことが何故かとても嬉しいですね。2年後が楽しみです。
金曜まで受付できるのでやってみたい方お早めに。ちゅうか実質明日までですね。