100%ではないかと思います。
小生のブログをみてご相談される方はもちろん100%。
HSBC日本のコールセンターや支店に相談にくる香港口座保有者の後悔率も間違いなく100%

特筆すべきはこれから検討という方が開設に行くまえにメールなりで小生のご相談をされた場合、行くのを取りやめた確率100%。悲しいことにほんとです。

このことからもはや推定で断定していいでしょう。

タイプ別の対策法
1,000万円相当額が海外口座の残高にある場合
迷わず日本のプレミアを開設し正規の日本語サポートをうける。これで小生も出る幕なしでメデタシ。

1,000万円相当額が日本の他金融機関やタンス預金にはある場合
これも迷わず日本のプレミアを開設します。日本のプレミアで1,000万円あれば、海外口座がそれにとどなかくても正規サービスを受けられるので解約サポートしてもらえばいいでしょう。その後日本のプレミアの残高を維持するか解約するかはそのサービスの質を評価してきめればいいのです。

どうやっても1,000万円集められない場合
日本のプレミア支店に行っても絶対あいてにされません。受付でゴネても絶対ダメです。
従って現地とのやりとりを直接自分でしなければならなくなるので、言葉の問題だけでなく電話代だけでも相当辛い思いをします。
正規サービスと有象無象のなんちゃってサービスとの違いをここで初めて思い知ることになるのです。
この段階で初めて後悔する人が殆どです。

なぜなら人は旅行先ではだれしもいい気分になるからです。甘い言葉をかけてもらうのは当たり前でお金払ってるわけですから。
ずっと面倒みますよって口説き文句。もちろんリップサービスです。でも香港の100万ドルの景色を見てのアウェイだからとても冷静になれません。そして口座開設したことがゴールだったかのように思えてしまうのです。その日が運用のスタートにすぎないのに。
しかも無駄な諸費用いっぱいはらっているので、大きくマイナスからのスタートなのです。

ではゴールはどこか?それはもちろん数十年後、老後や教育、月並みな言い方ですがライフプランに合わせた運用成果がでたときです。
その間には山ありリーマンショックあり、口座にトラブルありでしょう。
例えば最長10年で誰でもパストートの期限が切れます。切れるとパスポートの番号は変わります。
変わったらHSBCの海外口座の規定では報告して変更手続きをしなければ、規約上口座をブロックされる可能性もあります。
こんな具合で口座を持っている限りいつかは必ず複雑な手続きを必要とするケースがおこります。
それが起こったとき後悔率は100%に到達するという塩梅なのです。

一方で、当初の口座開設目的であろうタックスヘイブンでの運用という観点でみた場合はどうでしょうか。
利益でてますか?
でてなければ開いた意味は全くありません。開設サポートと称する業者に数万円、旅費数万円を損しただけです。
ここで口座の制度がかわったり、口座が休眠になったりそのたの手続きで困ったら現地に来店しなければならなくなります。
そうなったら手遅れです。口座が活動している間に解約の手続きをとるか、別の活用法を考えましょう。

利益でていれば、為替差益等の申告義務が発生する場合があります。詳しくは解約して取り寄せる前にご相談を、ですね。
その後の方策は利益がでているのでケースバイケースになります。