前回お知らせしました、「為替報告書」が米財務省から議会に提出されるのが4 月 15 日です。
その焦点は、もちろん中国を貿易利益を得る為、不当に為替相場を歪めている「為替操作国」として認定するかどうかでしょう。

アメリカの動きとしてはこんな感じです。
3 月 15 日、超党派議員 130 名が、中国製品への制裁措置を可能にする「為 替操作国」の認定を求める書簡をオバマ政権に送付。
3 月 24 日、米下院歳入委員会が中国人民元相場に関する公聴会を 開催し、人民元が過小評価されているとの見方で概ね一致。

アメリカでも認定してしまうとかえって面倒なことになることを承知している向きも多いだめ、認定は見送りと考えた方が自然だし、その後の切り上げもスムーズにいくでしょう。