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まずはみんな一番親しい米ドル対日本円の相場からはじめましょう。


2009年初に急進したUSDJPY相場は、4月6日の101.42を高値にピークを打ち、その後は6円から8円の幅を持った右肩下がりダウントレンドの中にいる。

安値は11月27日の84.80だが、値動きの荒い中での一瞬の記録に付き、サポートラインをブレイクしたというよりはダマシの感が強い。2010年1月8日に三度目の上値トライにを試みるも93.77円のレジスタンスを超えることはできなかった。ここ数日でちょうど4度目のトライの最中となっている。

早くもドル高円安傾向と見る向きも多いがトレンドは未だ前述のレジスタンスラインをブレイクできていない。従って、トレンドの転換を確
認するには、このレジスタンスをブレイクする必要があり、それにはこのまま94円台まで上昇するか10日程度以内に93円台を見せてもらう必要がある。

この場合、トレンドフォロワーとしてドル買いを追いかける形をとるのが順当。一方で5日以内に90円割れとなれば、トレンドのブレイクは失
敗したものとして、再び円高基調と見た方がよい。その際のドル買いは86円以下の底値を待ちたい。

提案できる選択肢

1、もともと値ごろ感があるのであれば、現状でドル買い
2、円安トレンドを確認してからであれば、1ヶ月以内93円で追いかけ買い
3、底値買いが信念であれば、2ヶ月後を目処に86円まで待って買い

となる。

2010年2月23日現在