1978年にロンドンで創業し、今ではBNY Mellon Investment Management。今では名門のNewton Investment Managementもグループ入りしてますます巨大な運用会社に成長しています。そのブランド力も絶大です。
BNY Mellon Global Real Return Fundは2010年5月スタートの、Newton Investment Managementが運用指示をだしている、6割が株式投資のワンストップ型分散投資ファンドです。
BENCHMARKはFTSE One-Month U.S. Treasury Bill Index、つまり短期金融市場に属するマネーファンドと勝負していることになりますがこれがあくまでも株式を中心とした積極運用のファンドなんですよ。
136の銘柄に分散投資し、そのファンドサイズはUSD3,677Mと巨大です。クラスAのティッカーシンボルはDRRAX、モーニングスター社の格付けはTactical Allocationカテゴリで星二つ。ISINはClass CでUS05587N8368。
ただ、このファンドは、株式投資しつつも、ち密にリスクヘッジを行い、絶対利益追求型といってもよいようなリスク軽減を行って、ボラティリティは7.8%まで抑え込んでいます。
コストも年率換算1.18%ですから、ダイナミックアロケーションを組んでくれるアクティブファンドとしては相当に安い部類です。今度、これまでほどに株式市場がイケイケの状態ではないが、完全撤退はしたくないという相場観をお持ちの投資家にはちょうどよいころ合いだと思います。
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